「出身はどちらですか?」

当分デリーを出る予定がないから、
デリー内でバカンスしてきました。
こんな景色もデリー内にあるんですねえ。
こちらです。

話題はバカンスと関係なくて、
インドで「出身はどちらですか? Where are you from?」と
聞かれる話。

1. 随分昔、コルカタを旅行中
バス停でバスを待っていた時の事。
どんなに待っても全然バスが来なくて、不安になってきたため、
バス停にいたインド人男性に
「XXX番のバス、ここに来ますよね?」
と聞いてみました。
「来るはずですよ。わたしも待ってるんです」と男性。
その後、すこし雑談をしてから、
「出身はどちらですか?」と聞かれたので、
「日本です」と答えると、
「あら、マニプールの方かと思いましたよ」と。
(マニプール:インド北東部。現地の人は日本人と顔が似ている。)

2. バンガロールのオートリキシャ内にて
とても感じのよい運転手さんで、
少しだけ雑談。
オート運転手「ところで、あなたの出身は?
アッサム?マニプール?」

わたし「・・・日本です」
運転手「・・・あ、そうなんですか。」
(アッサム:インド北東部。日本人と顔が似ている人も多い。)

3. デリーの病院にて
看護婦さんに注射を打ってもらう時、
わたし「痛いですよね?」
看護婦さん「痛くないですよー。大丈夫。
ところで、あなたマニプール出身なの?」

わたし「いえ、日本です。」
看護婦さん「あら、そうなの」
わたし「あなたは?」
看護婦さん「ナガランド出身ですよ。」
(ナガランド:インド北東部。現地の人は日本人と顔が似ている。)

そうなのです。
日本人と北東インド人は顔が似ているので、
間違われる事がけっこうあります。
その他、「中国人」「韓国人」に間違われる事も、もちろんたくさん。

わたし、大抵は初対面の人と話しても自分から「日本人」と名乗らないので、
こんなことになるんだけど、
日本人と名乗ったところで相手の対応は特に変わらないから、
出身にこだわる必要はないなあ、と思ってます。

ただ、北東インド人がデリーなどの都会で差別的な態度を
とられることがあるのも事実。
わたしも時々、「これってもしかして」と思うことも。

世界中で、人種だとか国籍だとかの差別が
最近はよくニュースになるけど、
本当に、そんなの関係ないのにな、なんて思うのでした。


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インドでだまされた話

今から16年前の話。(古い!)

バラナシという街に2ヶ月ほど滞在していました。
それは3回目のインド旅行で、2回目のインド一人旅でした。

小さな安宿に泊まっていたのだけど、
ある日の日中、そこの従業員に、
「話があるから、ちょっと屋上に来てくれない?」
と呼び出されました。

今でも鮮明に覚えているけど、
誰かの黒と黄色のトラ柄のブリーフが洗濯紐にぶらさがってはためくのを
横目に見ながら、従業員の彼と2人きりで話をしました。
「宿の水道代を払わないといけないんだけど、
今、宿に十分なお金がないんだ。
今日中に払わないと、水が止められてしまう。
宿代を先に払ってくれないか?
後からその分は引くから。」

その頃の私は今思うと信じられないほど英語ができなくて、
どうやって一人旅をしていたかすら謎だけど、
いつも気さくに話しかけてくれる宿の従業員とは
会えば挨拶や雑談するぐらいの良い関係でした。

「いいよ。
でも、その金額をここに書いてね。」

と、お金を渡しつつ、念のために宿の名刺の裏側に金額を書いてもらいました。

「あのさー、あと少し出してくれない?」
「うん、いいよー。はい。」
追加で求められた金額も彼に渡しました。
でも、その追加分の金額は書いてもらうのをなぜか忘れた。

夜になって、
事態が急変。
宿のオーナー、オーナーの友人達が宿に集合して、
深刻に話し合ってる。

わたしがお金を貸した従業員が、とんずらしたらしい。

どうも、わたしを含め、複数のゲストから
「宿の水道代」と称してお金を借りて、
それを自分の懐に入れて、荷物をまとめて村に帰ったらしいとのこと。

宿のオーナーに名刺の裏側に書いた金額を見せると、
「これは宿の水道代としてあなたが払ったのだから、
この分は、わたしから返金します。」

と、お金を返してもらえました。

が、
「後で追加で払ったという金額は、どこにも証拠がないから、
払うことはできません。」

がーん。

小さな出来事だけど、
信頼していた人に裏切られて、
お金も戻ってこなくて、
とてもショックを受けました。

でも、そもそもの話、
知り合って数ヶ月の人(従業員)を信頼する、
というのは、普通に考えて、私が甘いし、
その状況を思い出すと、
屋上で2人きり、
水道代は宿のオーナーがなんとかするはずなのに
従業員(下っ端)がお金の話をしてくる、
など、おかしいことばかり。

その後も何度もインドへ旅行で行っているし、
今は住んでいるけど、
この時の経験が、今も残っていて、
いつもどこかで
「相手の行動がおかしくないか、状況がおかしくないか」
を頭においています。

他人を疑う、というのとはまた違って、
どこか客観的に、その場を見る感じ。

何が書きたかったかと言うと、
「インドでだまされた!」という人がいるけど、
客観的に見て行動できなかっただけかもね!ってことと、
「人を疑って生活するなんて、窮屈でしょ!」とかも言われるけど、
いやいや、客観的に見ているだけであって、人付き合いは普通です、
ってことでした。


タイトルと全く関係ないけど、
こちら、来て2週間の新しいメイドAちゃんが作成した夕ご飯。
味付け以外は、口頭の指示だけで作ってくれました。
チキンカツ、いんげんとパニールの炒めもの、サラダ、土鍋で炊いた玄米、オクラとネギの味噌汁。
すばらしい!

 

それにひきかえ、私の2週間の努力は、こちら。

字も汚いけど、綴りめちゃめちゃ。
覚えたら消していくつもりが、覚えられない。
ひどい。。


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読書の冬。コンサートの冬。

お久しぶりです。
自宅にいる時間が長くなって、読書に燃えていました。
ときどき、コンサート。

本は何冊も読んだのだけど、
今日読み終わったのは、これ。
クシュワント・シン 著 『首都デリー』

あまりに壮大すぎて、感想が人に伝えられないけど、
デリーの歴史が神話と考古学の時代から20世紀後半まで描かれています。
デリーにもインドにも興味がなくても、これは小説として素晴らしいのでオススメ。
ヒジュラ(両性具有者)の娼婦を愛人に持つスィク教徒の男性が主人公で、
彼はいろんな国からきた外国人の女性にも手を出しちゃいます。
物語はそこに歴史の場面が挿入されていき、渦巻くような勢いで現代インドへ繋がっていきます。
ほら、なんだか面白そうでしょ?
インド文学、すごいな。かなりの衝撃を受けました。

そして、足を運んだコンサート。

Pt. Ulhas Kashalkar (Vocal)
1/6 @Swami Haridas Tansen音楽祭
Raga Chayanat / Raga Paraj


この方の歌は、どこの部分も上品。
今はおじいさんですが、若い頃のお写真は、

きゃあー、イケメン!

グンデチャ・ブラザーズ
Umakant Gundecha / Ramakant Gundecha (vocal)
Akhilesh Gundecha (Pakhawaj)
1/15 @IHC
Raga Desi

朝からドゥルパドの広く深い世界に浸れて至福。

Ud. Shahid Parvez (Sitar)
Ud. Akram Khan (Tabla)
1/28 @IGNCA
Raga Shuddh Sarang – Vilambit Teentaal / Shashanka taal(5.5) / Drut Teentaal
Raga ? / Mattaal / Teentaal (Raga Patdeep?)

いやーん。素敵でありました。うっとり。
はりつめた空気の中の美しい演奏、大好きなのです。

そして、次に行く予定のコンサートは、こちら。
2月13日@Modern School, Barakhamba Road
Ud. Shujaat Khan (Sitar)
Ud. Zakir Hussain (Tabla)

うおおおお!
タブラ奏者ザキール・フセインがついにデリーに来ます!
わたしの知る限り、この一年間はデリーでザキールの演奏はなかったので、
待ちに待ったコンサート。
そして、シタール奏者のシュジャート・カーンという、
これまたスリリングな展開になりそうな組み合わせ。
詳細はこちら。https://www.facebook.com/events/399189973747949/
入場無料ですが、招待券が以下の場所で手に入ります。
– Rikhi Ram & Son, Marina Arcade, Connaught Place 店頭に無い
– Bahri Sons, Khan Market 残りわずか
– Adarsh Stores, Indian Oil Bhavan, Janpath 未確認
– Midlan Book Store, Aurobindo Market 未確認
– All Address Home outlets in Delhi 未確認

わたし?手に入れました。
これで、あとは2月13日を待つのみ。いぇい!


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